燕器工の技術について
金属加工の技術力と発想力
外注委託していた加工を自社で内製化することにより、「短納期」「低価格」といったニーズに対応しています。また、プレス加工の際に使用する金型については、改良を加えることでプレス加工の工程を一部減らすことに成功しました。
長年金属加工に従事している従業員と若手の新しい発想力により実現し、これにより「低価格」「製品の改良」に対応。
当社には現在、熟練工が5人おり、その技術やノウハウを受け継いでいく若手の育成に努めています。
また、当社で扱っているチタン製アウトドア用品は、軽さが日本トップクラス。日本のアウトドア用品の中で、板厚も最薄で最軽量を誇っています。一般的に加工が難しいとされるチタンですが、創業以来のノウハウ・技術を活かし加工を行い、高品質な製品を作りあげています。
金属洗浄の内製化による短納期の実現
競合他社においては、現在金属洗浄の設備を導入していないところがほとんどです。その理由は、金属洗浄の設備には他の工程に比べて投資費用がかかるためなのです。
そうした環境から、競合他社においては外注業者への発注となっているが、下請の洗浄業者の廃業が進んでおり、納期が2ヶ月先になるなどボトルネックとなっています。
それに対し、当社では洗浄設備を導入していることから、安定的な生産計画を立てることができ、取引先からの短納期の要望に対しても応えることが可能となっております。
地場企業との繋がりと高い技術力
当社が扱う製品については、複雑な部品構成になっているものがあります。例えば、空調製品については、材質・形状から表面処理の形式に至る細かい部分にまで対応しており、400種類を超えて対応しています。
そのように高い技術力で良い製品を作りだせるのは、昔から地場企業との深い繋がりがあるためです。