チタン製品
当社のチタン合金は強さ・軽さ・耐食性に優れ、ステンレスの60%(価格はステンレスの6倍)の比重を持つものを主に使用しています。鉄の約半分の重量でも、鋼に匹敵する強度を持ち、海水に対しても完全耐食です。500度の高温な環境下でも強度を保てることから、主に航空宇宙関係、橋の下の部品、屋根、医療機器、キャンプ用品等、多岐にわたって使用されています。また、純度の高いチタンは生体親和性が高く骨の細胞と結合する性質を持つことから、人工骨や人工関節などの整形外科分野でも役立っています。
そのチタン合金の特徴を活かして、当社の高い技術と外注のご協力により可能になった驚きの軽さ・薄さ(0.3mm)・強さを実現した、妥協のない商品を作っています。金属特有の臭いがなく、火にかけても人体に有害な物質が出ないチタンですが、その欠点は、伸びが少なく、プレス機で油圧を掛けながら絞るのが難しいということでした。しかし、当社はチタンに縦横の金属の目があることに着目し、絞る方向を常に一定にすること、また専用の油圧油を開発することで驚きの薄さを実現しました。
最新のチタン製品一覧
ステンレス製品
新潟県燕市の代名詞ステンレス鋼は、チタンほどではありませんが非常に錆びに強く、粘りのある金属です。新潟県燕市で作られているステンレスの洋食器の日本国内のシェア率は95%。日本に住んでいて燕市製造の洋食器を使ったことが無いという方はもはや居ないとも言えます。
ステンレスは鉄とクロムの合金ですが、その割合などが変わったり、更に別の金属が少し混じることによっておよそ100種類もの分類があります。
主な用途としては、洋食器、システムキッチン、レンジフード、給湯器、ガスコンロなどの生活用品のほか、建築では屋根や内装に使われたり、自動車部品、鉄道車両、タンカーなどにも利用されています。
ステンレスは鉄とクロムの合金ですが、その割合などが変わったり、更に別の金属が少し混じることによっておよそ100種類もの分類があります。
主な用途としては、洋食器、システムキッチン、レンジフード、給湯器、ガスコンロなどの生活用品のほか、建築では屋根や内装に使われたり、自動車部品、鉄道車両、タンカーなどにも利用されています。
SUS304 18-8※ | 流通するステンレス製品のほとんどがこの種類です |
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SUS316 18-12-2.5Mo | モリブデンが多いため、304より錆びにくいですが高価です |
SUS430 18-18 | 錆びやすいですが安価です。材料方向性有。他のステンレス金属製品の中でも絞り性が高く、 器物製品全般で使用されています。 |
※ステンレスに示されるこの数字は、クロム・ニッケル(+その他の金属成分)の含有割合を示すものです。18-8ステンレスとは、クロム18%、ニッケル8%を含むステンレス、ということです。ちなみに残りは鉄です。
アルミ製品
アルミの特徴といえばなんといっても比重2.1(チタン4.5、ステンレス7.93)という驚きの軽さと加工の幅広さです。身近な例では1円玉貨幣やアルミ箔でしょうか。光・熱の反射率が良いことに加え、熱伝導率が高く電気を通すことから、高電圧の送電線のうち99%にアルミが採用されています。その他調理器具、暖房器具の反射板や照明器具にも使われています。また、加工性がよく成型加工・切削加工が容易なため、金型などの工具類や精密な機械部品に利用されています。また、アルミニウム自体は磁気に作用しないため、磁場に影響しないことから、パソコン部品やパラボラアンテナ、船の磁気コンパス、電子医療機器、飛行機の部品などに採用されています。
前述のとおりやわらかいため、加工の際はステンレスより板厚が必要になります。また、そのままですと腐食・摩耗しやすいアルミは表面にアルマイト加工を行わないと変色するという特性もあります。アルマイト加工とは、アルミニウムを陽極電解処理し、人工的に酸化被膜を表面に発生させる処理のことです。
最新のステンレス・アルミ製品一覧
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お買い求めの方は外部の販売サイトをご利用ください。
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